3×3のパチスロ風が日本人プレイヤーに人気な、Japan Technicals Games社の『Battle Dwarf』(バトルドワーフ)
三種類のモンスターと、三択のバトルがアツい作品です!
今回は実践サンプルを取得したので、その結果から最適な行動の解を求めていく記事になっています。
果たして検証結果やいかに?
最大RTP(還元率)を出すにはバトル一択!
さてまず最初に結論から言ってしまうと、本作ではバトルにおいて『RUN』(逃げる)を選ぶと理論値が低下し、またバトルを購入(74.4倍)すると同じくRTPが下がる傾向にあります。
つまりバトルを購入せずに通常スピンを回し、全バトルで逃げずに勝負を選ぶのが最適解です。

これはゲーム画面のインフォメーションに表記されているので間違いのない結果です。
(虚偽を表記してしまうと、プロバイダとしての信用が落ちてしまいますからね)

本作の”バトルとラン“は、他作品でいうところの”ギャンブルとコレクト“ね。
そして大半のカジノスロットでは、フリースピンに対するコレクトを選ぶとRTPが下がる傾向にあるの。

ボーナス購入でRTPが上がる機種(Money Train2など)も存在するけど、本機はその傾向にないみたいだね。
と、結論だけを求めると上記で解決。
とりあえず最適な行動選択を知りたいだけの方は、ここまで読めばオッケーです。
しかし結論だけ放り投げられても、あまり納得のいかない場合もありますよね。
それでは以下で、実践サンプルから傾向と確率を読み解いていきましょう。
モンスター出現率
まずは100回ほどバトルを購入し、各モンスターの出現率を拾ってみましょう。
ゴブリン | トロール | ドラゴン | |
---|---|---|---|
各モンスター出現回数 | 41回 | 31回 | 28回 |
上記のような結果に。
およそ4割~3割と、そこまで大きな差が見られないですね。
ちなみにボーナス中に引いたバトルで現れるモンスターも、ほぼ上記と変わらない結果に落ち着きました。
モンスターごとのバトル勝率
バトルの勝率に関しても、インフォメーションの円グラフである程度の目安は示されています。
➡ ゴブリン:75% トロール:50% ドラゴン:40% っぽいですよね?
実践値は以下のように。

バトル数 | 勝:敗 | 勝率 |
---|---|---|
44戦 | 34:7 | 77.2% |

バトル数 | 勝:敗 | 勝率 |
---|---|---|
31戦 | 16:15 | 51.6% |

バトル数 | 勝:敗 | 勝率 |
---|---|---|
28戦 | 12:16 | 42.8% |
と、このように、おおむね表記されている円グラフと変わりない結果になりました。
これらをすべて均すと、
バトル平均勝率=62%
おそらくゲームシステムとしての、全バトル平均勝率の理論値は60%ほどになるかと思われます。
モンスターごとの配当倍率
以下ではサンプル取得で発生した、払い出し倍率に関するデータを示します。

ゴブリンとのバトル時
最高払い出し倍率 | x196 |
最低払い出し倍率 | x4 |
平均払い出し倍率(バトル勝利時) | x61.5 |
ゴブリンとバトル時の期待値 | x47.7 |
最弱モンスターのゴブリン。
想像通りと言えばそうですが、やはり期待倍率はx47.7とかなり低めに落ち着きました。
勝っても負けても残念なモンスター。
まずはゴブリンの出現率4割を避けるところからスタートする、と言っても過言ではなさそうです。

トロールとのバトル時
最高払い出し倍率 | x622 |
最低払い出し倍率 | x23 |
平均払い出し倍率(バトル勝利時) | 148.4 |
トロールとバトル時の期待値 | x77.0 |
続けてはトロール。
出現時点で期待値がx77.0となり、バトル購入のx74.4を上回りました!
しかし検証中にちょっと事故りすぎてx622ものBIG WINをカマしてしまったので、この結果はやや上ブレしている感が否めません。(特に平均払い出し倍率)
理論値は、x74.4ジャスト周辺かな……?

ドラゴンとのバトル時
最高払い出し倍率 | x499 |
最低払い出し倍率 | x91 |
平均払い出し倍率(バトル勝利時) | x205.5 |
ドラゴンとバトル時の期待値 | x88.6 |
最後はドラゴン。
やはりというか、出現時点でx86.6と高水準の値をマーク。
検証中、バトル勝利時には一度も原資割れを起こさず、結果的に平均払い出しがx205.5もありました。
逆に言うと、ドラゴン相手に『逃げ』を選ぶと、この機種ではほぼ勝てないとも考えられますね。

実は数値取得前は、「どのモンスターも期待値は同じ」になると思っていたの。
でも結果はかなり差が生まれたわね。

つまりボーナスの払い出しは、初期スピン数に大きく依存するってことかな。
3×3リールで一撃のペイが100倍までしかない機種だから、当然といえばそうかもね。
※ただし上記の100戦のサンプル取得では、ペイアウト(還元率)が最終的に107%も出てしまいました。
よって理論値はこれより幾分か低くなることが推察されます。
全バトルで逃走すると?
試しに100戦、すべてのバトルで逃走を選んでみます。(ボーナス中は強制戦闘のため除外)

ゴブリンからの逃走時
最高払い出し倍率 | x136 |
最低払い出し倍率 | x2 |
ゴブリンから逃走時の期待値 | x39.4 |
今回は出現率(39/110)です。
出現するだけで残念なゴブリンなので、この結果はやや上ブレと言えるでしょう。
逃走時の期待値は、バトル時に比べてx47.7 ➡ x39.4と大幅ダウン。
(たった3スピン差でも、かなりの割を喰っていますね)

トロールからの逃走時
最高払い出し倍率 | x376 |
最低払い出し倍率 | x8 |
トロールから逃走時の期待値 | x71.6 |
出現率は(40/100)とかなりの上ブレ。ゴブリンよりも多く出現しています。
同条件の『ゴブリン勝利時平均=x61.5』よりも高い水準であるものの、バトル購入値であるx74.4には届かず。
またバトル時の期待値=x77.0よりも低く収まってしまいました。

ドラゴンからの逃走時
最高払い出し倍率 | x152 |
最低払い出し倍率 | x16 |
ドラゴンから逃走時の期待値 | x68.4 |
ドラゴンだけは逃走を選んでいる人も結構居るのでは?
今回の結果だけ切り取ってみると、発狂必至のデータです……。
今回の出現率は(21/100)とやや低めをマーク。
流石に大きな下ブレと信じたいですが、なんとトロールよりも期待値が低いという恐ろしい結果に。
バトルを挑んだ時のx88.6をかなり下回る、x68.4という寂しい数値になってしまいました。

今回の機械割(RTP)は78.0%とかなりの下ブレだったので、実際の理論値はもう少し高め。

とはいえ同じ100回のボーナスでこれだけ差が生まれると、やっぱり逃走を選ぶのはマイナスな気がしてならないな。
バトルドワーフの攻略法まとめ

ドラゴン勝利時の期待値がメチャクチャ高いね、この機種。
アベレージでx200近い数値なんて、他のスロットだと滅多に見ないよ。

裏を返すと、「ドラゴンが出た時だけはなんとしても勝負を挑め」って捉えられるわね。
リスクを取らないと、BIG WINからは縁遠いと思うわ。