パーレイ法(逆マーチンゲール)とは?特徴、メリット・デメリットも解説

ベット戦略

ベッティングシステム(ベッティングストラテジー)のひとつ、パーレイ法(逆マーチンゲール法)。
主にカジノ遊戯で用いられるこの手法について解説するページになっています。

りっと
りっと

逆マーチンゲール法かぁ。なんとなく手法は想像できるね。

ねるこ
ねるこ

想像通りよ。
そしてマーチンゲール法と同様、実戦では使い物にならないのも同じ。

結論を先に言うと、パーレイ法は実戦に耐えうるメソッドではありません

ほぼ必ず破綻する場面が訪れるため、このページは単なるマメ知識として読み流すことを推奨します。

パーレイ法のストラテジー

概略
  • 勝利時はベット額を前回の倍にする
  • 敗北時はシステムをリセットする

マーチンゲール法と同じく、ストラテジー自体は至極簡単で覚えやすいのが特徴。

パーレイ法のストラテジー

勝ち続ける限りベット金額は上昇し、逆に一度の敗北でシステムはリセットとなります。

パーレイ法が向いているゲーム

向いているゲーム
  • 特に無し

損失を巻き返すロジックは仕込まれていないため、特段、得意/苦手なゲームはありません。

もちろん勝率が高いに越したことはありませんが、マーチンゲール法と違い、1/3や1/4でも運用は可能です。


ねるこ
ねるこ

つまるところパーレイ法は、単なる粗い複利運用なの。

ねるこ
ねるこ

ハッキリ言って、投資/投機向けのストラテジとは呼べないわね
暴力的なゴリ押しで、運任せに勝ちをもぎとるロジックよ。

りっと
りっと

ワァオ、酷評だぁ……。

パーレイ法のメリット

メリット
  • 強運が味方すれば、爆速で資産を積み重ねられる
  • 連敗しなければ資金が減りづらい
  • 連敗しても微々たるダメージにしかならない

連勝すればするほど勝ち金は加速していき、運が良ければ$1が膨大な資金に化けます。

また敗北してもダメージが少なく、連敗しない限りは極小の被害で済むでしょう。

パーレイ法のデメリット

デメリット
  • どれだけ連勝しても、一度の敗北で利益が吹き飛ぶ
  • 敗北へのリカバリーがゼロ

最大のデメリットは、『一度負けるだけで全利益が吹き飛ぶこと』でしょう。

以下は$1ベットスタートで、6戦目で敗北した場合のシミュレートです。

1戦目2戦目3戦目4戦目5戦目6戦目
×
+$1+$3+$7+$15+$31-$1
りっと
りっと

あら。ずいぶん勝ち星を重ねた割に、最終着地点がマイナス……。

ねるこ
ねるこ

というように、どれだけ勝利を重ねても、一度の負けで全利益が吹き飛んでしまうのがパーレイ法。

ただしこの最大のデメリットは、『勝ち逃げ』という手段で対抗出来ます。

自分の中で「○連勝でシステムリセット」というマイルールを追加すれば、積みあがった資金を全額ベットする事態は避けられるのです。

とはいえ複利運用としてはやはり粗いので、類似した別のシステムで代替する方がオススメですね。


りっと
りっと

50%勝負の連勝確率は下記の記事で解説しているので、ソチラを参照してね。


まとめ:パーレイ法は勝てない

パーレイ法まとめ
  • 敗北、連敗のキズは浅い
  • 一度の敗北で全利益消失
  • マイルールの追加でオールインを抑止可能
  • 出来の良い複利運用は他のロジックにもある
ねるこ
ねるこ

計算がラクチンな複利運用と考えるのは良いけど、やはり利益分をオールインする特性はマズいわね。

りっと
りっと

もっと複利システムっぽいのは、10%法だよね。

ねるこ
ねるこ

イーストコーストプログレッションという、複利パワーをカジノゲームで最大限活かした手法もあるわ。