【鉄壁】2in1法を解説!ガチガチ守備力の守り特化型ロジック

ベット戦略

モンテカルロ法のロジックを更に改良したとされる、『2in1法』
カジノゲームや相場で扱われることのある、ベッティングシステムのひとつです。


最初に結論から書くと、この手法はかなりディフェンシブで、人によってはじれったく感じるストラテジーを用います。

リスク値を最小化しているために、大きく勝つことにこだわる人には不向きな一面があるのです。

りっと
りっと

攻めを捨てた防御タイプのベッティングシステムなんだね。

ねるこ
ねるこ

モンテカルロ法が、時おりマイナス収支で終わるケースが見られるのに対して、2in1法ではとにかく『リセット時に負債を負わない』ことを意識されているわ。

ねるこ
ねるこ

時間とスリルを犠牲に、コツコツ積み上げたい人向けのロジックよ。


2in1法のストラテジー

概略
  • 二連敗からシステムスタート
  • 数列の左右を合計した値がベット金額
  • 勝利で左端の数列を消し込む
  • 敗北で右端にベット金額を書き込む
  • 数列がひとつの場合はその数値でベット
  • 数列が全て消えたらシステムリセット

ベース金額で二連敗するところからシステムはスタートします。
下記では『$3ベース』で解説していきます。

2in1法のストラテジー

勝利時は左右数列を消し込み、敗北時はベット金額を書き込みます。

モンテカルロ法と異なるのは、数列が単独になってもシステムが継続する点
その場合は、単独の数値をそのままベット金額とします。

りっと
りっと

ロジック自体は、ウィナーズ法ともちょっと似てるね。

ねるこ
ねるこ

ウィナーズ法との違いは、連敗時にはベット金額が上昇する特徴があるわ。
基本はモンテカルロ法がベースということね。


2in1法が向いているゲーム

向いているゲーム
  • ルーレット
  • バカラ

特性上、2倍配当の50%ゲームが最も効果を発揮します。

ねるこ
ねるこ

守りのロジックであることからも、勝率が高いゲームで使用することを前提にしているわ。

2in1法のメリット

メリット
  • 比較的簡単なロジックであるため、覚えやすい
  • 連敗してもベット金額の高騰が起こりづらい

メモ用紙は必要であるものの、ロジック自体は簡単な仕様になっています。

子供でも一見で扱えるのはメリットと呼べるでしょう。

また『連敗時のリスクが暴走しない』&『そもそも50%なので連敗しづらい』という特徴ゆえに、守りのロジックと呼ばれているのです。

りっと
りっと

連敗で暴走モードに入るマーチンゲール法と比べると、緩やかなベット金額が優しいね。

2in1法のデメリット

デメリット
  • 連勝しないと大きな利益が出ない
  • そもそも利益を出すためのロジックではない

2in1法最大のデメリットは、システム自体では大きな利益を生めないという特性です。

まずは、以下のシミュレートをご覧下さい。

$3ベース:2倍配当

ラウンド数数列ベット額($3ベース)勝敗総損益
13$3-$3
23,3$6-$9
33,3,6$9-$15
43,3,6,9$12-$3
53,6$9-$12
63,6,9$12-$24
73,6,9,12$15-$9
86,9$15+$6
9システムリセット+$6

9ラウンドまでプレイしても、利益は+$6にしかなりません。

これはリスク値を極限まで最小化した弊害であり、守りのロジックであるための呪縛です。

よって利益を出すには、システム外の連勝が必須となるのです。

ねるこ
ねるこ

時間効率はだいぶ悪いわね。
良くも悪くも一撃が小さいから、面白味は少ないの。

りっと
りっと

ヒリつきを求める、脳の焼かれたギャンブラーには物足りないかもな。


まとめ:2in1法は防御重視のロジック

2in1法まとめ
  • 連勝しないと大きな利益が出ない
  • システム完走でほぼプラマイゼロが見込める
  • リスク上昇値がゆるやか
りっと
りっと

カジノをプレイしている時点で矛盾だけど、いわゆる『堅実プレイヤー』にはもってこいかな。
似たような低リスクタイプでは、ダランベール法もあるよ。

ねるこ
ねるこ

ディフェンシブながら連勝に強い、バーネット法もオススメよ。