バーネット法、または別名1326法と呼ばれるベット戦略。
連敗時のダメージを低減した、ローリスク戦法として知られています。
本記事ではその扱い方から、メリット・デメリットについて解説を行っていこうと思います。
ストラテジーは簡単なのだけども、欲望との戦いに勝たねばならない部分もあるわ。
ドキッ。欲深な私にはちょっと自信がないぜ……
結論から言うと、バーネット法は勝敗の内容によって部分的に敗北することもあるものの、全体を通せばそこそこ勝てるロジックと判断しました。
分類的には防御重視の2in1法にやや似ているものの、連勝すればきっちりと利益の出るのが特徴的なストラテジーとなっています。
バーネット法のストラテジー
- 勝利時は次の数列に進む
- 敗北時システムリセット
- 1,3,2,6 × ベース金額=ベット金額
- 4ラウンドで勝利した場合、負けるまで同額ベットし続ける
31システムやWYBWYPシステムと同じく、数列を最初に書き出し、そこにラウンド数をあてはめるロジックを用いています。
割と単純明快なシステムだな。
私でもメモ無しでいけそうだよ。
数列4つのみで構成されているのは強みよね。
子供でも扱える、簡単なロジックなの。
バーネット法の向いているゲーム
バーネット法では主に、2倍配当の勝率50%ゲームで用います。
連勝で利益を出すタイプだから、3倍配当以上はかなり厳しくなってしまうの。
バーネット法のメリット
敗北時にシステムリセットである性質上、損失額は『 1 × ベース金額 』の最低金額のみです。
更に、連敗してもベット金額は上昇しないため、マーチンゲール法のように大きなリスクを抱える必要はありません。
$3ベースのシミュレート
ラウンド | ベット額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1 | $3 | 勝 | +$3 |
2 | $9 | 勝 | +$12 |
3 | $6 | 負 | +$6 |
ラウンド | ベット額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1 | $3 | 勝 | +$3 |
2 | $9 | 勝 | +$12 |
3 | $6 | 勝 | +$18 |
4 | $18 | 負 | ±0 |
また上記のように、3ラウンド負けでも利益あり、4ラウンド負けでも±0をキープ出来ます。
5連勝以降は、どこで負けても利益が残ります。
バーネット法で損失が出るパターンは『連敗時』と『一勝一敗』の2ケースしかなく、それ以外のパターンでは最低でも±0以上を守れるのです。
5連勝、6連勝!
ああ、利益が加速するぅ~!
連勝時にシステムリセットをする、『勝ち逃げ』をマイルールとして設定するのもいいかもしれないわ。
利益を確保しつつ、次回の負け額を抑えることが可能なの。
バーネット法のデメリット
2ラウンド目のベット額が3ラウンド目よりも高くなる特性上、バーネット法では『一勝一敗』に弱くなります。
$3ベースのシミュレート
勝敗 | 勝 | 負 | 勝 | 負 |
---|---|---|---|---|
総損益 | +$3 | -$6 | -$3 | -$9 |
ご覧のように、勝ち負けを繰り返すと徐々に損失が広がってしまうのです。
2倍配当だと、よく見るパターンですよね。
うーむ、やはり一長一短なのね。
このパターンの損失を補うのが、5連勝以上の利益なの。
つまりそこそこの連勝で利益確定することが正しいとは限らず、『勝てる時に勝っておけ』という思考もあながち間違ってはいないわ。
まとめ:バーネット法はそこそこ勝てる
ガチガチガードの2in1法は連勝に弱かったけど、バーネット法は真逆の印象ね。
両者の中間リスク値となる、グッドマン法もオススメかも。