数学的に有用性が証明されていると話題のベッティングシステム、ココモ法。
その使い方や特徴、メリット・デメリットを解説するページになっています。

「痛みを返すぜ……。灼熱に変えて!」

急にモノマネし始めた!

ココモ法の特徴を『ハンター×ハンター』で表すと、まさにペインパッカー。
受けたダメージを一発でお返しするカウンタータイプよ。
結論を先に出すと、ココモ法は「そこそこ使えるストラテジー」であるとの判断に至りました。
少なくともベースとなった『マーチンゲール法』よりはリスク値も低く、有用であることが窺えます。
扱いもラクで暗算も可能なことから、「手の込んだベッティングシステムは面倒……」という方にはオススメとなります。
それでは以下で、詳しい解説を行っていきますね。
ココモ法のストラテジー
- 二連敗からシステムスタート
- ベット金額を毎回紙に書いていく
- 前回+前々回のベット額を合計した数値が今回のベット額
- 勝利でシステムリセット

前回ベット額+前々回ベット額=今回ベット額
非常に覚えやすく、扱いもラクなシステムを用いています。

マーチンゲール法から、『連敗時ベット額の高騰』という弱点を改善したシステムになっているわ。

おっ、これなら私でも暗算できそうかな。

万全を期すにはメモが要るけど、慣れれば頭の中でも計算は可能ね。
お手軽なところは強みのひとつよ。
ココモ法が向いているゲーム

バカラには使えないかな?

ココモ法はモンテカルロ法と同じく、ほぼ3倍配当のゲーム専用よ。
50%ゲームで使うと、システムリセット時に損失が出る場合があるわ。

ってことは、ルーレットのダズンベットかカラムベットで使うことになるね。
また3倍よりも高い配当で用いることも可能ですが、勝率が落ちるほど一連のシステムは長引き、ベット金額も相対的に上昇してしまいます。
結局のところ、もっとも適した勝率は33%であるとの見方が一般的です。
ココモ法のメリット
マーチンゲール法と同じく、ココモ法では『負けるほどに勝った時の利益が膨らむ』という性質があります。
傷を負いながらチカラを溜め、一撃で倍返しする。まさしくカウンター戦法なのです。

当たりさえすればドッカーン!なマーチンゲール法より、ちょっぴりマイルドに仕上がっているカンジ?

改良版と言われるゆえんね。
リスク値を下げたことで、相対的にリワードが低下したのよ。
ココモ法のデメリット
ココモ法では勝率33%のゲームを選択する特性上、連敗の確率はやや高めとなっています。
初回からの連敗数 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 | 6回 | 7回 | 8回 | 9回 | 10回 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ベット金額(初回$3) | $3 | $3 | $6 | $9 | $15 | $24 | $39 | $63 | $102 | $165 |
連敗確率(勝率33%) | 67% | 44.8% | 30% | 20.1% | 13.5% | 9% | 6% | 4% | 2.7% | 1.8% |
10連敗の確率はおよそ1.8%です。
参考までに、試行回数100回以内に1.8%が起きる確率は、83.7%。
マーチンゲール法に比べて高騰は起きていませんが、やはりそこそこの投資額を求められますね。
0回 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 |
---|---|---|---|---|---|
16.2% | 29.8% | 27% | 16.1% | 7.2% | 2.5% |
システム試行回数100回以内に、10連敗が複数回出現する確率は上記。
おおよそ1~2回程度起きることは覚悟しておいた方が良さそうです。
テーブルリミットに到達すると強制破綻するため、ベース金額は慎重に選定しましょう。

$3スタートでも、10連敗すると$165必要なのかぁ。

その上、連勝時はたった$3が複数回得られるだけなのよね。
システムリセットが一勝で済むロジックの場合、基本的に連勝時の利益は低めにならざるを得ないわ。
まとめ:ココモ法はそこそこ勝てるロジック

粗の多いマーチンゲール法に比べて、確かに改良版の名に恥じないシステムとなっているわ。

頑張ればメモ不要でもイケるし、お手軽なのは良い部分だね。

同じく3倍配当に向いた、モンテカルロ法はもっとオススメよ。