ダランベール法、或いはピラミッド法と呼ばれるベッティングシステム。
カジノゲームで主に用いられる、資金管理術の一種です。
本記事ではその取り扱い方法から特徴、メリット・デメリットを解説していきます。

ピラミッディングというと、相場で使われる手法だよな。

たしかに似たイメージね。
細かくリスクを分散し、徐々に取り返す方法なの。
ダランベール法のストラテジー
- 最低ベット金額より大きい数値でスタート
- 勝利時は、次回ベット金額を-1する
- 敗北時は、次回ベット金額を+1する
- ベット金額が0になったらシステムリセット

非常に簡単なロジックを用いているのが特徴です。
メモは不要で、現在ベット金額だけを把握していれば他に考えることはありません。

注意点として、最初のベット金額はある程度、最低額から離れた値であることが求められるわ。

1ドルスタートだと最初の一勝で終わっちゃうもんな。
ダランベール法の向いているゲーム
およそ勝率50%のゲームで用いるのが一般的です。
ルーレットの赤黒や、バカラのプレイヤーで勝負することになるでしょう。

でも3倍配当でも使えないことはないわ。
やや荒れ気味になるだけで、ロジック自体に破綻はないの。

割と自由度は高いんだね。
色々なゲームで試せそうかな。
ダランベール法のメリット
ダランベール法は緩やかな資金増減がメリットで、低リスクにカジノゲームを遊びたい人向けの手法と言えます。
他ロジックは連敗でベット額が大きくなりがちなのです。
また多くのベッティングシステムでは、『最初のベット金額は最低値』とする一方、ダランベール法では好きなベット額を選択できます。

1ドルでも50ドルでも、好きなポイントから発進できるのはイイね。
ダランベール法のデメリット
ダランベール法が難しいのは、システムリセット(ベット額が0になる)がそうそう訪れないこと。
つまりプレイヤー自らが勝ち逃げ(or 損切り)による撤退を決めねばならないのです。
最初のベット金額が高いほど、リセットまでのラウンド数は増していきます。

「○連勝でリセット」「利益○○でリセット」みたいなマイルールは必須だね。

また、低リスク戦法だけあって、連勝による大勝ちは見込めないの。
勝っても負けても、資金は緩やかな推移となるわ。
まとめ:ダランベール法は低リスク戦法

シミュレーションをいくつか回したところ、おおむねプラス領域へ推移していたわ。

ただしマイナス域を長く滞留することもあるので、ガマンが必要な場面も多いの。

同じく低リスクの戦法だと、2in1法なんかがあるね。