ダランベール法(ピラミッド法)とは?低リスクな緩やかベッティング

ベット戦略

ダランベール法、或いはピラミッド法と呼ばれるベッティングシステム。
カジノゲームで主に用いられる、資金管理術の一種です。

本記事ではその取り扱い方法から特徴、メリット・デメリットを解説していきます。

りっと
りっと

ピラミッディングというと、相場で使われる手法だよな。

ねるこ
ねるこ

たしかに似たイメージね。
細かくリスクを分散し、徐々に取り返す方法なの。


ダランベール法のストラテジー

概略
  • 最低ベット金額より大きい数値でスタート
  • 勝利時は、次回ベット金額を-1する
  • 敗北時は、次回ベット金額を+1する
  • ベット金額が0になったらシステムリセット
ダランベール法のロジック

非常に簡単なロジックを用いているのが特徴です。
メモは不要で、現在ベット金額だけを把握していれば他に考えることはありません。

ねるこ
ねるこ

注意点として、最初のベット金額はある程度、最低額から離れた値であることが求められるわ。

りっと
りっと

1ドルスタートだと最初の一勝で終わっちゃうもんな。


ダランベール法の向いているゲーム

向いているゲーム
  • ルーレット
  • バカラ

およそ勝率50%のゲームで用いるのが一般的です。
ルーレットの赤黒や、バカラのプレイヤーで勝負することになるでしょう。

ねるこ
ねるこ

でも3倍配当でも使えないことはないわ。
やや荒れ気味になるだけで、ロジック自体に破綻はないの。

りっと
りっと

割と自由度は高いんだね。
色々なゲームで試せそうかな。


ダランベール法のメリット

メリット
  • 勝敗にかかわらず賭け金の増減が緩やか
  • 連敗のダメージが少ない
  • 初回から大きめのベット金額を選べる

ダランベール法は緩やかな資金増減がメリットで、低リスクにカジノゲームを遊びたい人向けの手法と言えます。

他ロジックは連敗でベット額が大きくなりがちなのです。

また多くのベッティングシステムでは、『最初のベット金額は最低値』とする一方、ダランベール法では好きなベット額を選択できます。

りっと
りっと

1ドルでも50ドルでも、好きなポイントから発進できるのはイイね。


ダランベール法のデメリット

デメリット
  • システムリセットにはほぼ到達できない
  • 資金推移が穏やかで、やや退屈

ダランベール法が難しいのは、システムリセット(ベット額が0になる)がそうそう訪れないこと。
つまりプレイヤー自らが勝ち逃げ(or 損切り)による撤退を決めねばならないのです。

最初のベット金額が高いほど、リセットまでのラウンド数は増していきます。

りっと
りっと

「○連勝でリセット」「利益○○でリセット」みたいなマイルールは必須だね。

ねるこ
ねるこ

また、低リスク戦法だけあって、連勝による大勝ちは見込めないの。
勝っても負けても、資金は緩やかな推移となるわ。


まとめ:ダランベール法は低リスク戦法

ダランベール法まとめ
  • 連敗してもベット額が高騰しない
  • 連勝しても大きくは勝てない
  • 勝ち逃げ or 損切りラインは個別で設定が必要
ねるこ
ねるこ

シミュレーションをいくつか回したところ、おおむねプラス領域へ推移していたわ。

ねるこ
ねるこ

ただしマイナス域を長く滞留することもあるので、ガマンが必要な場面も多いの。

りっと
りっと

同じく低リスクの戦法だと、2in1法なんかがあるね。