グッドマン法、または別名1235法と呼ばれるベッティングシステム。
バーネット法よりも更にリスクを低減した、堅実プレイ向きのロジックとなっています。
本記事ではその扱い方や特徴、メリット・デメリットについて解説していきます。

ふむふむ。好みでどれを選ぶかは変わるね。
グッドマン法のストラテジー
- 勝利時は次の数列に進む
- 敗北時システムリセット
- 1,2,3,5 × ベース金額=ベット金額
- 4ラウンドで勝利した場合、負けるまで同額ベットし続ける

ラウンド数に対応した数列に対し、ベース金額をかけ算することでベット金額が導かれます。

ほぼバーネット法とおんなじだね。

違いは数列のみ。
2ラウンド目の数値が低いことで、リスクを更に低減しているわ。
グッドマン法の向いているゲーム
グッドマン法は、2倍配当の勝率50%ゲームで効果を発揮します。

連勝しないと利益が出ない性質上、3倍配当以上ではほぼ無効なの。
グッドマン法のメリット
ラウンド | ベット額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1 | $3 | 勝 | +$3 |
2 | $6 | 勝 | +$9 |
3 | $9 | 負 | ±0 |
ラウンド | ベット額 | 勝敗 | 総損益 |
---|---|---|---|
1 | $3 | 勝 | +$3 |
2 | $6 | 勝 | +$9 |
3 | $9 | 勝 | +$18 |
4 | $15 | 負 | +$3 |
上記のように、二連勝の時点でマイナス収支を回避しています。
さらに4ラウンド目以降は、どこで負けても利益は確定します。

50%を二連続で通せばいいだけってのは、結構ハードルが低くていいかも。

とはいえ、利益を出すには3連勝以上が必要。
「負けづらいが、勝ちづらい」というロジックでもあるわ。
グッドマン法のデメリット
グッドマン法で損失が出るパターンは、『連敗』『一勝一敗の2サイクル以上』です。
2倍配当だと、よく見るパターンですね。
$3ベースの一勝一敗シミュレート
勝敗 | 勝 | 負 | 勝 | 負 |
---|---|---|---|---|
総損益 | +$3 | -$3 | ±0 | -$6 |
上記のように、勝ち負けを繰り返すと、徐々に損失額は広がってしまいます。

ある程度リスクがない限り、利益を増やすことはかなわないのよ。

逆に考えると、『損失するのはこのパターンのみ』、とも捉えられるけどね。
また連勝時の『勝ち逃げ』ですが、明確な答えがないのも難点。
『自身の裁量でシステムをリセットする』のか、『負けるまで同額ベット』し続けるのか。
どちらも正解であり、また誤りでもあるため、4連勝以降は常に悩ましい問題を抱えます。
まとめ:グッドマン法はそこそこ勝てる

バーネット法の弱点だった、『一勝一敗』部分の損失が少なく抑えられているね。

ただしそのぶん、得られるリターンも少なくなってしまったの。
どちらを選ぶかは好みのレベルね。