無条件で信用できるオンラインカジノのライセンスとは?【不正防止】

カジノの知識

はじめてアクセスするオンラインカジノでは、まず見るべきは『ライセンスの発行元』です。

一般的に善良で健全なカジノの大半はこれをページ下部に示しているため、最初に必ずチェックすべき項目となります。

仮にライセンス表記が無いようなら、そのオンカジは危ないですよ!

ページに記載されているライセンスを確認し、更に発行元の検索で実際にそのカジノの登録が確かであるなら、間違いなく取得がされているとみて間違いないでしょう。


さて今回はいくつも存在するオンラインカジノのライセンスの中から、飛び抜けて信頼度の高い3つの発行元を紹介。

これらのライセンスを所有しているカジノであれば、まず99.9%健全で優良であると言えます。

詐欺・不正カジノを避けるためにこれらは必須の確認事項。
自分の預金を守るために、絶対に覚えておきたいライセンスの種類は以下になります。


無条件で信頼可能なオンラインカジノのライセンス

世界最高のライセンス
  • 英国ギャンブル委員会
  • マルタ政府
  • キュラソー政府

この3種類のライセンスは必ず記憶にとどめておきましょう。

以下では、それぞれの特徴を解説していきます。

英国ギャンブル委員会

UK Gambling Commissionとも呼びます。

カジノと聞くとアメリカ(ラスベガス)のイメージが強い方は多いでしょうが、実はイギリスも立派なカジノ大国

というか元々カジノの起源はヨーロッパにあると言われているので、より老舗としての経験が豊富なのはEU圏になります。

2005年の設立以降、国営くじや競馬、オンラインギャンブルなどのほぼすべてを監査する役割を担っています。

マルタ政府

Malta Gaming Authorityとも呼びます。

2000年の発行以来、かなり多くのオンラインカジノで用いられてきました。

世界でもっとも厳しい審査があるとのことで、合格すること自体がステータスとなります。

現在はベット上限規制などの盛り込みによって、一部のカジノが更新を見送ったために絶対数は減少傾向。

キュラソー政府

Curacao Gaming Licenseとも呼びます。

昨今の、日本語対応オンラインカジノで多く見られるライセンスですね。

税制の安さがメリットで、純利益からわずか2%しか税金を取らないことで経営者から好まれています。

カジノが払う税金が減る=より大規模なプレイヤー還元が行える、と思えばいいです。

設立は1990年代で、発行者の中では最古の類い。
多くのネットギャンブルを見張ってきた、実績あるライセンスなのです。


ほかのライセンスは信用できないのか?

question

ここで挙げた三種のほかにも、世の中にはさまざまなライセンスが存在しています。

「ではそれらは、保有していても信用できない無意味なものなのか?」という疑問が浮かぶかと思います。


答えは「NO
実際には上記三種類以外のライセンスを取得しながらも、健全な運営を心掛けている良心的なサイトはいくつも存在しています。

ただし本ページの主旨は、”無条件で信用可能なライセンス“です。
上の三種類が、『所有だけで良質カジノ』という証であるのに比べ、その他はどうしてもそこまでは言い切れないでしょうね。

よって結論として、「危険なライセンスというものは無いが、一級の信頼に足るものは数少ない」としておきます。


ライセンスの発行者はどんなことをする?

カジノライセンスの発行元は主に、以下のような信条をもって運営されています。

  • プレイするユーザーを守る
  • 詐欺や不正の撲滅
  • ユーザーの資金損失に考慮する
  • 健全なカジノ運営を指示する
  • 苦情の受け入れ

ユーザー保護

protect

仮にアナタがオンラインカジノで一定期間内に、何度も大きな負けを繰り返しているとしましょう。

本来、大きな利益が継続的に出続けることはカジノにとって喜ばしいことです。
しかし恐らく数日以内にメールが届き、そこにはこう記されているでしょう。

拝啓、お客様。

ここ数カ月の敗北金が異常に多いことを我々は憂慮しています。
そこでお客様のお仕事内容と給与額をドキュメントとして提出頂くまで、しばしのあいだプレイに限度を設けさせて頂きます。


これはギャンブル中毒によるのめり込みを阻止し、法外な負債を負って人生の袋小路に至ることからユーザーを守ることに繋がります。

イギリスではこの注意喚起を怠ったオンラインカジノが、顧客の失った損失額を補填するように求められる案件も実際に起きています。

日本で起こるパチンコ・パチスロ中毒のような事例は海外でも同じで、中にはアツくなって全財産を失ってしまう人も少なくはないようです。

多くのライセンス事業者ではユーザーとオンラインカジノの仲立ちとして存在し、こうした事態で人々の人生が台無しになることへの対処を常に実行し続けているのです。

個人情報の保護

電話

現在EU圏や米国では個人情報の取り扱いに非常に厳しく、違反した企業は大きな罰則を背負うこととなります。

オンラインカジノではとても多くのプライバシーを開示せねばならないため、同時にこれらの漏洩に我々は敏感になるべきです。

クレジットカード番号、住所氏名、銀行口座番号に電話番号 etc…

あくどい詐欺オンラインカジノでは、なんとこれらを売買の対象にすることもあります。
大きな資金を持つユーザーの情報であれば、高く買い取りたい悪者たちからは引く手あまたでしょう……。

監査による不正検知

レーダー

所属するオンラインカジノが不正行為に手を染め始めていないか、定期的に監査するのもライセンス発行者の務めです。

最初のライセンス取得をパスしたあとに、詐欺カジノへ鞍替えすればいい?

答えは「NO!」
ライセンス発行が行われたあとにも定期的な監査体制を築かれているために、カジノは悪に手を染めることができないのです。

こうした検査は外部機関や、あるいは自らの調査部署により厳正に行われています。

苦情の受け付け

help me

アナタがとあるオンラインカジノで、不当な待遇を受けたとします。

通信フリーズによる損失や、出金に関する問題などなど……

まずアナタがすべきは、サポートへのメールorライブチャットでしょう。
しかしそこで納得のいく回答が得られない場合、次点でやることはライセンス発行者への問い合わせになります

○年○月○日に○○カジノでこういった案件が起きた。
被った被害は$○○で、返還を求めるもカジノ側が応じない。
ライセンス発行者として、裁定を求めたい。

スクリーンショットやドキュメントによる証拠の保全が行われていれば、ライセンス発行者は速やかにこれに応じるでしょう。

それが正当な申し立てであると判断を受ければ、アナタに対してカジノ側は求める要求を果たすことになります。


逆に言うと、信頼出来るライセンスを保持していないカジノでは、サポートに蹴られた時点で次に取れる策が『裁判』まで飛躍してしまいます

多くの個人にとって法廷はコストもリスクも大きすぎるため、出来れば避けたいところですよね。


オンラインカジノにとってのライセンスとは?

license

ここまで読むと、「ライセンスはオンラインカジノにとって不利なことばかりじゃないか?」とお思いではないでしょうか?

年間使用料金を支払いながら、なぜこうした監査体制で自らを縛るのか。
以下では、オンラインカジノから見たライセンスの意義を解説しましょう。

ライセンスの所有はマスト

まず基本的に、オンラインカジノの運営にはしかるべきライセンスの保有が必須であるということ。

ネット事業とはいえ、どんな企業も世界のいずれかの国に本拠地を置く必要がありますよね?

Google➡アメリカ
MEGA➡ニュージーランドなど

そしてほとんどの国ではライセンス未所持でのオンラインカジノ開設を認めておらず、必然的にこれらを取得せねばお話になりません。

これを破って営業を続ければ、所属政府の当局によって取り締まりを受けるハメになるからです。

ライセンス自体に集客効果が望める

当記事で、“イギリス” “マルタ” “キュラソー”のライセンスが素晴らしいと知ったアナタは、次から新しいオンカジにアクセスした時に、「どれどれ、ライセンスの種類でもまずは見てみるか」とページのフッターを見つめますよね?

そしてバッチリ信用できるライセンスが表示されているなら、プレイの意欲も湧いてくるというもの!

これはつまり、取得が難しく厳正なライセンスであればあるほど、そのオンラインカジノの威光を高める勲章ということになります。

こうした集客効果を期待するために、カジノでは高い使用料と、厳しいチェックを自ら好んで受け入れているのですね。

ラーメン屋の『本家のれん分け』みたいなものです。老舗の味!

まとめ

  • イギリス・マルタ・キュラソーのライセンス所有なら詐欺や不正の心配はナシ
  • その他でも問題ないことが多いが、ライセンスだけで信用するには至らない
  • カジノが苦情に応じない時は、ライセンス発行者へ問い合わせよう
  • 厳しいライセンスの保有は、イコールで実力の証

信頼あるライセンス保有のオンラインカジノを見つけ、詐欺や不正の犠牲にならないように自分をお守りください。