オンラインカジノ、勝ってますか?
おそらくこの記事を見ているということは、残念ながら負けの多い方だと思います。
でも実際のところ、生涯収支がプラスの人ってどれぐらい居るんでしょうね?
あ、もちろん、筆者はバリバリ負け組の方ですよ、
ということで今回は、『オンラインカジノで勝てないロジック』『できるだけ負けを減らす方法』などについてのトピックス。
果たしてどんな結果が待ち構えているのか?レッツゴー!
まず結論:ギャンブルで勝っている人などほぼ居ない
さてオンラインカジノメディアとしてあるまじき言葉ですが、しかし真実を捻じ曲げることなど私にはできないッ!
これが真実です。
つまり「オンラインカジノ勝てねぇ……」と悩むアナタ。なにも問題はありません。
この世のすべてのギャンブルはプレイヤーが不利の十字架を背負っているために、負けるのはごく自然な事柄なのです。
オンラインカジノ以外はどうか?
たとえば、日本でも興じられるギャンブルに置き換えて考えてみましょう。
- パチンコ・パチスロ
- 競馬・競艇・競輪・オートレース
- 宝くじ
- 夜店のくじ
- 商店街のガラガラ
- ビンゴ大会
- ソシャゲのガチャ
いずれも共通しているのは、どんな当たりが発生したとしても、主催者の懐が痛まない部分でしょう。
緻密に出率を計算されたプログラミングから、当選率を偽る景品法違反、または当選で配布するのがただのデータだったり。
この中でNo.1に暴利をもぎ取っているのは、間違いなくソシャゲガチャですね。
日曜日のお父さんからお祭りの子供たちまで、すべてまるごと負けています。
中には稀に大当たりを手にして喜ぶ人も居るでしょうが、胴元としては織り込み済み。
むしろ盛り上げに一役買ってくれて、ありがたいとすら思うのではないでしょうか。
あらゆる賭場の還元率は100%を超えることはないので、これらは当然の結果でしょう。
まず記憶してもらいたいのは、オンラインカジノは勝てない。そのことです。
ギャンブルで「勝っている」と言う人
そうは言っても世の中には、「生涯収支プラスだし」「絶対勝てますよ!」という声もあります。
では逆のアプローチで、『なぜ彼らは”勝てる”と言うのか?』について考えてみましょう。
本当に勝っている
どの分野でも天才というのは居るもので、ギャンブルでもそれは同じことです。
なぜかパチンコで爆連させたり、伏せたカードの中身が予知できたり、はたまた異常な執念の研究によって、独自のロジックを組み上げる方もいらっしゃいます。
独自のプログラムで競馬の荒稼ぎをしている方の税金問題、記憶に新しいかと思います。
ただし天才の存在は本当に稀で、また彼らが「誰にでもできる」と肩を抱いたり、ましてやネットで攻略システムを販売することは考えづらいです。
前者は完全右脳派の感覚頼りで再現性はなく、後者の独自ロジックは、人に売るよりも自分だけで独占する方が圧倒的に利益は高いからですね。
いずれにしろ私やあなたがこれらの天才である可能性は微塵もありません!
でなければこの記事を執筆したり、それを読んだりすることもないからです。
天才として生まれえなかった過去を悔いるよりも、凡人でも戦える兵法を学びましょう。
そう。次、次。
見栄っ張り収支盛り
さてとっても不思議なことですが、世の中には自分の収支をあたかも大きくプラスであるように「盛る」方が居られます。
恐らくは自分を”大きく見せたい”という、一種原始的でワイルドな本能に基づくものでは?と勝手に想像しています。
とはいえ気持ちも分からないでもなし。
負けまくりの貧者より、富める勝ち組として脚光を浴びたいのは誰しも夢想する理想像でしょうし。
実生活に比べてホンネの出やすいネット上とはいえ、それは匿名性の具合にもよります。
フォロワーの多いインフルエンサーしかり、閲覧数の多いYouTuberしかり。
常に注目を浴びている人であれば、やはり自分を脚色する方も出てきます。
中でもオンラインカジノと密接なのは、ギャンブル配信を生業とするストリーマーでしょう。
良心的な配信者は自身の収支を丁寧に伝えたりしてくれるため、我々も夢を見過ぎないで済むことになります。
しかし中には包括的なマイナス収支をひた隠し、あたかも天才的ギャンブラーであるように振る舞う方も、悲しいかな一定数は存在するのが世の常。
もちろんリップサービスを展開するのは口で稼ぐ者のスキルの内ですが、問題はそれを盲信的に信じ込んでしまうことにあります。
まず冷静になって、それが真実であるかを精査しましょう。
中間マージン目当て
前段の後半部分と被りますが、多くの勝ち報告はこのパターンです。
つまりあたかも「オンラインカジノはメチャクチャ勝てる」「こうすれば負けない」と煽っておきながら、実際には自身もマイナス収支、どころかエアプレイヤーであることはまま見られます。
マーチンゲールを使える攻略法と言ったり、スターバーストを爆裂機と呼んじゃうのはマズくないですか?
オンラインカジノ登録者目当てで行われる『勝てますアピール』は結構悪質で、まるで実態を告げずに販売するインチキ浄水器のようなキナ臭さが垣間見えます。
業界全体の不信感にも繋がるため、割と害悪に感じてしまいますね。
もう一度言います。「基本的にオンラインカジノは勝てない」
なぜスロット機は勝てない?
答えは還元率(RTP)と、ボラティリティのカラクリにあります。
まずは下記のグラフをご覧ください。
とあるゲームをワンセッションプレイし、RTP100%を超える人は、15人中たった3人しか居ません。
しかし驚くべきはRTPのアベレージで、なんとこんなデコボコのグラフでも200.4%という上ブレを見せていること。
- 還元率は1プレイ・1セッション・プレイヤー全体のいずれにも該当する
- 少数の大勝と、大多数の敗北で還元率は成り立っている
- スロット>>>テーブルゲームの順でボラティリティは設定されている
- ボラティリティが高いほど、グラフの格差は大きくなっていく
テーブルゲーム専の方が大きく敗北しないのは、バカラ・ルーレット・ブラックジャック等がスロット機と比べて、かなりの低ボラティリティだからです。
一方のスロットは低ボラティリティと呼ばれるものですらもテーブルゲーム数十倍は荒い仕様になっているので、大半の人はRTP理論値まで到達できず、またハイボラティリティ機ではなおのことです。
しかしごくまれに、RTP数百倍の大勝を味わえるのもハイボラの魅力ですけども。
ギャンブルは”遊戯”
パチプロ・予想屋・投機人など。
世の中にはギャンブルという不確かで先の見えないゲームにも、独自のロジックで勝機を見出す人々が存在します。
そこに至るまでは多くの失敗や挫折があり、また成功者もいつ何時破滅するかを恐れないことはないとされます。
多くの大衆である我々にとって、そこまで勝ちのみを追求する求道は、果たしてそれほど幸福なものでしょうか?
結局のところギャンブルの本質は、「日常に加えるちょっとしたエッセンス」でしかないと私は考えます。
通常の生活では味わえないような、ほんの少しのドキドキハラハラを感じるため、あくまで遊戯としてギャンブルは存在します。
“賭博黙示録”は、フィクションでしか起こらないのです。
節度を持って遊ぶぶんには、多くのギャンブルは身を焼くほどに強烈な危険性を秘めているわけではありません。
特にオンラインカジノはボーナスやキャッシュバック、リベートの存在もあり、パチンコ屋や競馬場へ通い詰めるよりかは、遥かに良心的で親切な部類に入ります。
問題とされる依存症への対策も最も進んでいることから、個人的にはギャンブル初心者にこそ勧めたい遊戯だと感じていますね。
ギャンブルは遊戯。楽しむものです。
ただ勝つためだけにオンラインカジノをプレイするのには、天才的で突飛なアイデアか、或いは神に寵愛を受けるような強運を持たねばならないでしょう。
それでも勝つ方法はないのか?
そうは言っても、負けるためにギャンブルへ赴く者は居ないです。
誰しもが、幸運に一日を終えたいと願うのは同じことでしょう。
オンラインカジノに限って言うならば、ボーナスの活用。
それ以外に、このランダムで偶発的なゲームをプラスで終える道筋は無いと言えます。
基本的にテーブルゲームにしろスロットにしろ、カジノではRTP100%を超えるゲームは存在しません。
つまり、理論的には必ず負けるということです。
ですがボーナスを駆使した場合は?少し事情が違ってきます。
入金額 | ボーナス | RTP98.0%の平均払い出し | 収支 |
---|---|---|---|
$500 | 0 | $490 | $-10 |
$500 | $500 | $980 | $+480 |
上記は非常にざっくりした計算ですが、100%ボーナスを貰った時と、そうでない時の比較になります。
同じRTP98.0%でも、その差は一目瞭然ですね。
もちろんボーナスの出金には”賭け条件“によって多くのプレイ数を必要とするので、上記よりも更に出金可能額は目減りすると思われます。
ということは我々にできる精一杯の抵抗は、ボーナスのもらえる時にだけ入金することなのでは?
それも質の良い倍率で、なおかつ出金までのハードルが限りなく低いモノであるほど有利です。
とあるプロギャンブラーの一例
海外のとあるプレイヤーは、オンラインカジノで長年プラス収支を叩き出している、まさしく『プロオンラインギャンブラー』とされる人物です。
彼のルーチンは非常に明確で、まずは数百のオンラインカジノへ登録します。
そしてその日のオファーメールをくまなくチェックし、その中で条件のいいものだけに入金を行うそうです。
そして一度のベット額は最大でも数百円程度に抑え、またハイボラティリティな勝負には挑まないとのこと。
その結果、数年単位で延々と資産を増やし続けているそうです。
ボーナスの条件消化後は出金申請を行い、不必要な資金をカジノへ残さないのもポイント。
そして明くる日は、再び次の好条件なカジノを選定するのです。
ボーナス消化は最良の区切り
この手法の最強なポイントは、”ボーナス条件消化のみをターゲットに据えている“部分です。
人によっては「いくらで損切りしろ」「利益目標をしっかり立てろ」と言いますが、ハッキリ言って、そんなもん気休めです。
アツくなりがちな人に投資額や目標設定なんて推奨しても、ほぼ無意味でしかありません。
また勝負の潮目を感じられる人は、そもそも他者に勝利のロジックを尋ねたりはしません。
よって自己資金に対して押し引きを委ねる方法は、曖昧模糊でブレまくりな、まるで使えないワザだと言えるでしょう。
対してボーナスの出金条件というものは、もっとも明確で分かりやすい一種の区切りです。
また多くのカジノをかけもちすることで、ひとつのサイトへ対する依存度を下げ、フットワークを軽くする効果も期待できます。
ずるずるとプレイを続けていつの間にか全額溶かすのがお決まりとなっているアナタ。
まずはたくさんのカジノへ登録し、色々なボーナスを吟味してみませんか?
資金管理こそ真理
ついついプレイするゲーム内容に目が行きがちですが、我々にとって最重要なのは資金運用方法です。
一度に多額のベットをしてしまったり、無謀なステークでオートプレイをしていませんか?
また何の特典もないのに入金をしてしまうのは、勝ちへの切符を自ら捨ててしまうのに近いものがあります。
であるからこそオンラインカジノでは魅力的な初回入金ボーナスを用意し、また週替わりのプロモーションで人々へ訴求しています。
このボーナス競争の波をうまく乗りこなすことこそ、オンラインカジノで勝つことへの第一歩なのではないでしょうか。