31システムを更に簡略化し、より短期で利益を増産するためのベット戦略、『WYBWYPシステム』
本記事ではその取り扱い方法から、メリット・デメリットを解説していきます。

31システムでもだいぶ短いメソッドだったけど、そこから更に簡略化?

もうすでに、ヤバめな雰囲気が漂っているでしょう?
結論から言うと、WYBWYPシステムは31システムを超えるハイリスクな手法で、相当に破滅率の高いベッティングシステムとなっています。
適当なベース金額設定ではあっという間に資金を溶かしてしまうため、特に初心者は運用しない方が身のためです。

コツコツドカン!の典型かな?

イメージ的には、
コツドカンドカン!コツコツドカンドカンドカン!
ぐらいの頻度よ。

なにそれこわい。
WYBWYPシステムの概略
- 勝利でシステムリセット
- 4連敗でシステムリセット
- 1,1,2,4 × ベース金額=ベット金額

数列 × ベース金額 = ベット金額
本システムは非常に簡略化されており、メモもほぼ不要のストラテジーです。
覚えるべきは『1,1,2,4』の数列のみで、ラウンド数に対応した数字に、ベース金額を掛けることでベット金額は算出されます。
WYBWYPシステムの向いているゲーム
WYBWYPシステムは31システムと違い、3倍配当のゲームで用います。
よってルーレットのカラムベットか、ダズンベットで扱うことになるでしょう。

2倍配当用にはセットアップされていないから注意!
WYBWYPシステムのメリット

システムの一連はかなり早いので、短気な人にはぴったりかもね。
ラウンド数 | 数列 | ベット金額($3ベース) | 勝利時総損益 |
---|---|---|---|
1 | 1 | $3 | +$6 |
2 | 1 | $3 | +$3 |
3 | 2 | $6 | +$6 |
4 | 4 | $12 | +$12 |
上記のように、4回以内で勝てるならば、必ず利益が出るのが特徴。
スタートからリセットまでがかなり素早いのも利点となります。
WYBWYPシステムのデメリット

でもさぁ、4ラウンドで33%を1回勝てばいいんだろ?
なんかよゆー、ってカンジなんだけど。

33%を4連敗する確率はおよそ、18.9%(1/5.2)よ。
システムの5回に1回は敗北することになるの。
更に以下は、システムを10回機能させた時に、複数回4連敗する確率を示したものです。
3倍配当:システム試行回数10回以内に複数回4連敗する確率
4連敗回数 | 0回 | 1回 | 2回 | 3回 | 4回 | 5回 |
---|---|---|---|---|---|---|
確率 | 12.2% | 28.5% | 30.1% | 18.8% | 7.7% | 2.16% |

システムを10回起動するだけで、1~3回の4連敗は覚悟しなきゃいけないの!?

稀に4~5回もあるわ。
これをクレジットが少ない時に喰らったら、もう死亡確定ね。

というか、無傷で完走出来るパターンの方が珍しいくらい。
またWYBWYPシステムでは、ラウンド数が最大でも4回までしかないため、損切りのタイミングが実質ありません。
裏を返せば、4ラウンド毎に損切り(or 勝ち逃げ)してくれるとも取れますが。
ベース金額を慎重に設定しないと、あっという間に種銭を溶かしてしまうでしょう。
まとめ:WYBWYPシステムは勝てないロジック

なんかコツコツ稼げるロジックだって見たんだけど……。

ドカンドカンドカン!を省いているわね。
31システムよりも、更に危ういストラテジーなのは間違いないわ。

やっぱ3倍配当なら、モンテカルロ法がいいかな。