カジノによって『人気プロバイダ』の定義は異なり、実際のところ最もホットな配給元を見つけ出すことは、特定のカジノだけを見ていても不可能です。
そこで今回は、YouTube&TwichのEU圏ストリーマーから複数の傾向を取得。
彼ら自身のプレイしたもの及び、チャットでリクエストの多い機種をカウントしていき、本当に人気のプロバイダを探り出す企画となっています。
もちろん私自身でもプレイの感触を確かめているので、主観&俯瞰によりかなり確実性の高いサンプルとなっているはずです。
それではさっそく、人気プロバイダランキングトップ5、いってみましょう!
1位:Nolimit City
ボラティリティ | リリース速度 | RTP |
---|---|---|
高~最高 | 普通 | 中~高 |
代表的な人気機種
- Deadwood
- Tombstone
- Punk Rocker
- San Quentin⇦ New!
2021年現在、ブッチギリで圧倒的な支持を受けているプロバイダは、Nolimit Cityで間違いナシ!
驚くほど多くのストリーマーがこの機種をプレイし、かつチャットもリクエストする機会が大幅に目立ちます。
他のプロバイダと比べて3倍近い支持の差があると思われ、当記事執筆中の現在では少なくとも、一強時代と呼んで過言でないでしょう。
特にSan Quentinのヘビーローテーションは大人気で、5スキャッター(2,000倍ボーナス購入)がそこかしこで見受けられます。
Nolimit City最大の魅力は、他に類を見ないボラティリティの高さでしょう。
中でもイントロで『Extreme Volatility』と表記があるものは、数千~数万倍のポテンシャルを秘めた究極のギャンブル機と言えます。
またNolimit Cityにおける「最大勝利倍率xx倍」は、実際に天井を獲得したクリップがユーザーによりアップされているのも特徴。
“理論値は高いけど実際はムリゲー”という、いわゆるハイボラ詐欺をしていないということ。
あ~、いくつか思い当たるな。
MAX WIN○○と言いつつ、仕様考えたら絶対ムリゲーな機種。
Nolimit Cityはそのへんガチ。
天井到達に専用のムービーを用意してたりと、かなり芸が細かいのもポイント。
おおむねほとんどの機種ではボーナス購入が用意されており、また近年では4~5スキャッターを『スーパーボーナス』という枠付けにしています。
購入の倍率が爆発的に高い反面、勝率&期待倍率を大幅に底上げする部分が、ユーザーのニーズにビシッとハマっているのが支持の理由でしょう。
上記は自身で往年の人気機種Deadwoodにて、3ワイルドをキメた時の動画になります。
フルラインは逃しているため、まだまだポテンシャルの限界には届いていません。
本機種の最大勝利は、およそ9,000倍までが確認されています。
Nolimit Cityへの声
主にチャットでやりとりされたものや、ストリーマー自身の意見を集めてみました。
やることやれば、ちゃんとペイ(払い出し)があるんだよな
Deadwoodはクラシック。後世まで残るよコレは
などなど。
多くはこのプロバイダをとても好意的に見ており、新たな機種がリリースされるたびに、最速でプレイ感を確かめることが通例となっています。
誰からも愛され応援される、素晴らしい開発元だと私自身も感じています!
2位:Relax Gaming
ボラティリティ | リリース速度 | RTP |
---|---|---|
中~最高 | 普通 | 高 |
代表的な人気機種
- Money Train(2)
- Temple Tumble
- Iron Bank ⇦ New!
Nolimit Cityに続くボーナス購入好きに人気のプロバイダは、Relax Gamingになると思われます。
Money Train2のリリース以降は、一撃を求めるギャンブラーがこぞって集まるように。
また最新機種のIron Bankが素晴らしく練り上げられた3種類のボーナスを搭載しており、プレイヤーを唸らせ続けているのも事実。
「とりあえずビール」レベルのお決まりで、Money Train2かIron Bankをリクエストする声は多いですね。
その他HellcatrazやSneak Arenaなど、ボーナスの買える機種が人気を博しています。
Money Train1&2も、最大勝利倍率への到達報告は多数確認済み。
飾りじゃなく、実際に天井までの道のりは示されているということ。
50,000倍の衝撃はヤバかったな……
Relax Gamingの古い機種は正直魅力も少なく、配当も大きくないためにあまりウケなかったのが実情。
しかしここ数年でハイボラ志向へとシフトされ、新しい機種はほぼもれなく、強烈なポテンシャルを秘めているのが通例へと。
今では新しい機種はこぞってチェックされるようになり、一躍人気プロバイダへと躍り出ました。
Relax Gamingへの声
ボーナス購入できる機種が多くて助かる
RTPが常にマックスだから、安心してプレイできるわな
ごくまれにおかしな機種も出すけど、ここ最近はほぼグッドなヤツが多い
Relax Gamingは設定RTPが他プロバイダと比べても高めで、またそれが変更不可という点が魅力のひとつでもあります。
ユーザーはアレコレと確認をせずとも、「Relaxなら大丈夫でしょ」と信頼してプレイすることができるんですよね。
3位:Push Gaming
ボラティリティ | リリース速度 | RTP |
---|---|---|
中~最高 | 遅 | 高 |
代表的な人気機種
- Razor Shark
- Tiki Tumble
- Jammin’ Jars
- Mystery Museum
ハイボラニーズへ答え続ける人気プロバイダとしてハズせないのは、Push Gamingも同じく。
特にRazor Sharkの人気っぷりは凄まじく、大量のコインがSea Weed(藻)から飛び出した時は、たとえベースゲームでもアツくなれるのがワンポイント。
またPush Gamingでは最大勝利倍率の表記がされておらず、「実質的に青天井なのでは?」とウワサされています。
前段のRazor Sharkで80,000倍の特大Big Winが出たことから、その手の噂が流れるように。
またリリースから数年経っても衰えず好調なJammin’ Jarsも忘れてはならず、いまだに誰もが愛する名機となりました。
リリース機種が少なく、また開発速度も他プロバイダに大きく劣るのが欠点と言われています。
そのぶんチカラを入れて毎回開発しているのがひしひしと感じられ、量産のいわゆる「コピーゲー」が皆無なのが好印象。
個人的にはNo.1で好きなプロバイダ。
リリースされている全機種が好きと言っても過言じゃないくらいに。
Pushはホント好き。
マジメで革新的で、ドキドキを忘れさせない仕様が胸熱だよ。
昨今で珍しく、ボーナス購入を一切つけないのがPush Gamingの職人気質を窺わせます。
よって誰もが通常時をブン回すことからは逃れられず、悪いコイン持ちと向き合うことになります。
それでもなおベースゲームを誰もが回すのですから、その人気っぷりたるやいかに。
上記は私の撮影してきた、最新機種Land of ZenithでのBig Win動画。
この他にも面白い機種が多くリリースされているので、チェックしてみることをオススメします。
Push Gamingへの声
Razor SharkとJammin’ Jarsが俺を延々とシックにさせる
ベースゲームのコイン持ちがキチィわ。そのぶん、ボーナスポテンシャルは激ヤバだけど
RTP高いよな。変更もないし、脳死でプレイできるぜhehe
Razor Shark&Jars病に罹った患者は多いようです。
またリリース速度が遅いぶん、新機種はすぐさまチェックされる傾向にありますね。
ベースゲームの辛さで痛い目を見た一部の人からは敬遠される傾向にありますが、多くのユーザーはこのプロバイダを支持し続けています。
4位:Pragmatic Play
ボラティリティ | リリース速度 | RTP |
---|---|---|
低~高 | 早 | 中~高 |
代表的な人気機種
- The Dog House(Megaways)
- Fruit Party
- Sweet Bonanza
- Gems Bonanza ⇦ New!
膨大な機種数を抱える大手プロバイダ、Pragmatic Playも人気の開発元と呼べそうです。
直近リリースGems Bonanzaのボーナス購入はかなり白熱しており、音楽の良さも相まって、中毒症状となる方も多くいらっしゃる様子。
また根強く愛されるThe Dog HouseやFruit Partyも、ハイボラティリティな勝負の場では必ずと言っていいほど登場の機会を設けられていますね。
ボーナス購入可能機種が多く、リクエストされる機会も多め。
また『ハイチャンスベット』が設けられているため、ベースゲームのターボスピンも人気です。
特にFruit Partyはベースゲームからでも5,000倍の天井が出る可能性があって、ボーナス購入だけに限らず人気なんだぜ。
新機種Madame Destiny Megawaysなんかでも天井は確認されてて、このプロバイダも「出る出る詐欺」はしていないのが分かるわね。
ボラティリティは前段までのプロバイダと比べるとやや緩やかで、数万倍のビッグドリームを叶えるにはやや物足りない印象も。
ただし下ブレの小ささを示すことにもなるので、一概に悪いわけでもないと覚えておいてください。
イントロで表記されるボラティリティ表記は、あくまで自社基準によるもの。
相対的なポテンシャルは、1~3位までに比べると控えめなのです。
Pragmatic Playへの声
リリースメチャ早い。どんだけプログラマー雇ってんのよ
俺のイメージだと、Pragmaticはペイする機械が多い。ゴミボーナスも少ないし
だいたいは良ゲーだが、たまにとてつもないコピー&クソゲーが出るのはなんなんだ?
一部機種では最低保証倍率を用意しており、下回ってフリースピン残数が尽きた場合、救済措置が行われるものもあります。
相対的に上の振れ幅は低くなる傾向となりますが、「せっかく入ったボーナスがゴミ……」という事態をさけられるのは、多くのユーザーには好印象に映っています。
5位:Play’n Go
ボラティリティ | リリース速度 | RTP |
---|---|---|
低~中 | 早 | 低~高 |
代表的な人気機種
- Book of Dead
- Legacy of Dead
- Reactoonz
2017~2018年ごろまでは、ほぼダントツでカジノスロット界を席巻していた一台プロバイダ。
現在はハイボラティリティ化の波にやや乗り遅れており、徐々に勢力を縮小している印象を受けます。
とはいえBook系スロットの殿堂へ上り詰めたBook of Deadに、落ちモノ系の鉄板Reactoonzはまだまだ堅調。
ハイローラー御用達の人気っぷりは、今後も長く続くことを予見させます。
Grid系で1,500倍のポテンシャルは、いまだに他プロバイダからリリースされないわね。
似たスペックのモノが出ると、「まぁReactoonzには劣るわな」と比較されるよね。
Play’n Go最大の魅力は、フリースピン突入確率の軽さではないでしょうか。
他プロバイダに比べて圧倒的に軽くボーナスを獲得することが多く、楽しみを味わう時間帯が相対的に多いです。
またボラティリティは中程度までにとどめられているため、そこまで悪すぎる結果とはなりづらいのも良い点と捉えられるでしょう。
上記はBook系の新機種でよりボラティリティを高めたLord MerlinのBig Win動画を。
最大で1スピン10,000倍のポテンシャルを秘めており、Book of Deadよりも更に尖った機械となっています。
Play’n Goへの声
BOD(Book of Deadのこと)とGarga(Reactoonz)はガチ
なんだかんだ、Legacy of DeadがイチバンPrint(大きく勝つことの意)するぜ
ここ最近のクローンスロットラッシュ※はどうしちまった?新しい取り組みをするNolimitを見てみろよ
クラシックな人気機種は褒め称えられる一方で、昨年あたり~現在までの『コピースロット』を批判する声がとても目立つのも事実。
※直近では仕様をニコイチして、デザインやゲームフローを丸コピする機種が爆発的に増えた。
リリース速度は素早いですがこうしたニコイチ機種が多くなりつつあり、徐々に新機種もチェックされなくなってきたのが現状となります。
正直、少し心配になってしまいますね。
その他のプロバイダへ寄せられた声
Elk Studios
- ベースゲームがどれも面白いよな。俺は好き
- ボーナスがScamaz(インチキの意)くさいんだよなぁ
- ポテンシャルはちょっと低めだな
ゲームの仕様が完全に独自性を貫くElk Studios。
スルメゲーが多いものの、多くの支持を勝ち取っているとは言い難いのが実情か。
Big Time Gaming
- BonanzaとChilliはクラシック。永久にMegawaysの殿堂だ
- どの機種もボーナスが遠すぎる……
- Wager(賭け条件の意)消化には良い機種が揃ってる
Megawaysシステムをこの世に生み出した偉大なるレジェンド企業。
しかしMegawaysブームの過ぎ去った現在、急速に影の薄くなるさまが見ていて辛い気も。
NetEnt
- DOA2(Dead or Alive2)を生んだ功績は大きい
- とは言っても、DOA1&2以外なんにもなくね?
- 昔は世話になったが、そういや最近触ってない……
かつての最強ボラティリティと言えば天井111,111倍のDead or Alive2。
しかし今や最強の王座はSan Quentinに奪われ、またその他のヒット作に恵まれず、徐々にフェードアウト感が増している昨今。
Yggdrasil
- 技術供与してる、POP WINSシリーズは最高だな
- 最近は自社名義で目立った良ゲーがぜんぜん無くね?
- Cazino Zeppelinは未だに遊んでるぜ
大人気機種Cherry Popを含む、POP WINSシリーズへの技術提供で復権を果たしたYggdrasilですが、自社名義でのヒット作が見当たらないところを突かれることは多い模様。
ハイボラティリティ化への軌道修正がなかなか行われておらず、徐々に影響力を失いつつあるのが感じられますね。
新機種の搭載機能が常に新しい